うららかなこの季節の一番のオススメは、なんといってもいかなごの稚魚”小女子”。 そして、小女子を食べる”メバル”に、 忘れてはならないのが、いかなごなどの小魚を食べる”真鯛”です。 特にこの時期の真鯛は、”桜鯛”と呼ばれ、とても人気があります。 体に良いということで見直されているワカメや、 中心の貝柱がぷっくりと大きく育つ”平貝”も、貝好きにはたまらない春におすすめな魚介類です。
寿司ネタやフランス料理の食材としてとても人気のあるタイラギです。 きれいな海の砂地にしか住むことができない高級食材であるタイラギは、殻長30センチ以上にもなるとても大きな二枚貝です。 スーパーではほとんど見かけることができないタイラギのさばき方の説明です。
タイラギの食べる部分の説明です。 中心の丸い部分が”タイラギの貝柱”です。 お刺身やさっと炙ってかぼすを絞ったり、あら塩をふって食べるとおいしいです。 丸いぷっくりしたオレンジ色の部分が、”タイラギの肝”です。 フライや天ぷら、ヒモと一緒にバター炒めにするとおいしいです。 ビラビラした少し固い部分が”タイラギのヒモ”です。 バター炒めにするとおいしいです。
タイラギの食べられない部分の説明です。 1は、オレンジ色で柔らかくひも状になっています。 2は、半透明でやわらかく固まりになっています。この部分には水が入っていることがあります。破裂して水がかからないように気をつけてください。 また、写真ではわかりにくいのですが、肝の脇に石や砂にはりつくための絹糸のような足と足が出ている固いうすいオレンジ色の部分がありますので、そちらも取り除いてください。
さばき方をよりわかりやすくするため、ここでは、開いている方を口側、はりついている方を背中側と呼びます。 貝柱は図1の貝の中心部と、尖った先端部分の2箇所にあります。
包丁の刃こぼれやケガをさけるため、ステーキやハンバーグを切るときに使う”ナイフ”を使います。 貝の尖った方の先端の口側からナイフを差し入れ、2の部分の貝柱を切断したら、1の部分の貝柱をそぎとるように切断します。 貝柱を2箇所切断したら、貝を開きます。
貝柱を軽くおさえながら、殻にそってナイフをいれ、殻と貝柱を切りはなします。
貝柱を押し出すようにして、肝やヒモ、食べない部分から外します。 また、ヒモ・肝・食べない部分を分けます。
タイラギの貝柱はしこしことした歯ごたえを味わう貝です。 ほたてのように横に包丁を入れないで、縦に包丁を入れてください。
余談ですが・・。 ヒモの周辺に小さな小さなエビがいることがあります。 これは、タイラギと共生しているカクレエビというエビで、害はありませんが、伊勢えびの稚魚でもありません。 カクレエビが生きていることが多いのは、タイラギが新鮮な証しでもあります。 ただし残念ながら、育てることはできません。
大アサリです。篠島で大あさりと呼ばれ親しまれているウチムラサキ(内紫)のさばき方の説明です。 殻以外は、すべて食べることができます。 殻を利用して焼いたり、身をとりだして調理したり、様々な形で食べることができますが、生で食べると渋みが強いのでお刺身には向きません。
貝柱は、図1と図2の2箇所にあります。 大あさりは肉厚で火が通りにくいため、2つに割ります。 また、そうすることでうま味を含んだ豊富な汁が流れでないため、よりおいしく食べられます。 力が強いので指などはさまれないように気をつけてください。
貝殻のすきまからナイフを入れ、2箇所の貝柱を切断します。
貝を開きます。 網焼きにする場合は、このまま網にのせて調理してください。
殻にそってナイフをいれます。 貝柱がとてもおいしいので、できるだけ殻に身が残らないようにこそげとります。
保存するときのワンポイント。 大アサリは潮を吹きます。 ボウルに新聞紙やキッチンペーパーをしき、大アサリをのせたら、新聞紙でふたをして冷蔵庫で保管してください。 当店でお買い求めいただいたものであれば、獲れたてをお送りしておりますので、2〜3日は活きたまま保存できますが、 とはいえ、できるだけ新鮮なうちにお召し上がりください。
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